カレーライス、おかわりは2杯

もうすぐ60代です。

エーリッヒ・フロム「愛するということ」

図書館でこの本を借りました。



社会心理学者 エーリッヒ・フロムの


「愛するということ」


それはどんな方法を用いるの?


どうやったらいいの?


と、今すぐ答えに飛びつきたい。


そんな気持ちで読むとガッカリする本。


私も↑の気持ちで読み進めました^_^;



一石、ニ石、三石…もっとかな?


のヒントが本の中にあります。


それに気づくのは、読むタイミングや


受け取る側の気持ちによって変わってくるかもしれません。



私が印象に残ったのは、集中力。


それは今ここで全身で現在を生きること。


明日のこと、昨日のこと、でなく、今、現在を生きる。


シンプルだけど、これ、結構難しいものです。


すぐ先のことを考えてしまう自分に気づきます。


今日の晩御飯は何しようか?とか、


明日、銀行に寄って、それからその後、あれとこれを買わないととか。


とにかく雑念が多すぎる^_^;



幼児が歩こうと懸命に練習する。


転んでも転んでもやり続ける。


子供の忍耐力と集中力があれば、どんなこともできる。


愛することもそれと同じである。


子供で例えられると理解しやすいですね。


子供って、とにかく夢中で何かをしてますもの。


大人になると、集中力、どこへ行ってしまうのだろう。


私なんか、後で。って、なってしまいます^_^;



他人しか愛せない者は愛することが出来ない。


えっ?どういうことだろう??



他人ばかりを気にして、自分をないがしろにする、自分を愛せないでいる。

もしくは気づいていない。


そう私は解釈したのですが。


一度読んだだけではまだまだ理解しきれない。


また、改めて読み返したい一冊です。