モノを持つ許容範囲
月2くらいのペースで実家へ行くのですが、
親の家といえども人の家。
だけど、気になる…で、言ってしまう言葉。
「ここにあるもの、ほんまにいるのん?」
その言葉は軽いジャブです。
ほんまは親の家、今すぐ片付けしたい!
後々に片付けするのは億劫ですやん?
これが私の本気の本音です。
母親は言う。
「もう、私、80超えてんねん…片付けなんて無理やわ」
「だーかーら、私が片付けしたるやんか、すぐに」
と言ったら…
「全部、いるもんなんや」とピシャリ!
いつも堂々巡りの会話になってしまうのです。
そんな話しをしていていたら…こんなことを思い出しました。
子供の頃って、ほとんど自分のモノを持ってなかったな。と。
カバンと言ったら、ランドセルか、習い事のカバンひとつ。
服は数える程度でシューズは一足しかなかった気がします。
それで不自由な生活だったか?と言ったら、そんな事なかったと思います。
いつ頃からモノが増え出したのだろう?
私の場合、給料を貰い出してからだと思います。
「買う」という行為が楽しくて…^_^;
そして、人と比べる自分がいます。
少しでもよく見られたい。
今考えると…邪魔くさい感情です。
モノの許容範囲、ある程度、超えてしまうと
どうでもよくなり、粗末にしたり、持ってることすら覚えていない有り様。
それってモノに対してよくありません。
子供の頃は、少ない持ち物が自分の全てでした。
その頃のモノ、今はもう残っていません。
が、時々、ふっと思い出します。
多分、毎日使っていたから思い出せるのでしょうね。
その頃のモノの持ち方をまた出来たらいいだろうなぁ…と。