カレーライス、おかわりは2杯

もうすぐ60代です。

モノを持つ許容範囲

月2くらいのペースで実家へ行くのですが、


親の家といえども人の家。



だけど、気になる…で、言ってしまう言葉。


「ここにあるもの、ほんまにいるのん?」


その言葉は軽いジャブです。



ほんまは親の家、今すぐ片付けしたい!


後々に片付けするのは億劫ですやん?


これが私の本気の本音です。



母親は言う。


「もう、私、80超えてんねん…片付けなんて無理やわ」


「だーかーら、私が片付けしたるやんか、すぐに」


と言ったら…


「全部、いるもんなんや」とピシャリ!


いつも堂々巡りの会話になってしまうのです。



そんな話しをしていていたら…こんなことを思い出しました。


子供の頃って、ほとんど自分のモノを持ってなかったな。と。


カバンと言ったら、ランドセルか、習い事のカバンひとつ。


服は数える程度でシューズは一足しかなかった気がします。


それで不自由な生活だったか?と言ったら、そんな事なかったと思います。



いつ頃からモノが増え出したのだろう?


私の場合、給料を貰い出してからだと思います。


「買う」という行為が楽しくて…^_^;



そして、人と比べる自分がいます。


少しでもよく見られたい。


今考えると…邪魔くさい感情です。



モノの許容範囲、ある程度、超えてしまうと


どうでもよくなり、粗末にしたり、持ってることすら覚えていない有り様。


それってモノに対してよくありません。



子供の頃は、少ない持ち物が自分の全てでした。


その頃のモノ、今はもう残っていません。


が、時々、ふっと思い出します。


多分、毎日使っていたから思い出せるのでしょうね。



その頃のモノの持ち方をまた出来たらいいだろうなぁ…と。