カレーライス、おかわりは2杯

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三重県総合博物館の企画展「刀剣 三重の刀とその刀工」

昨日の映画の流れで…



三重県総合博物館MieMuの企画展


10月5日〜12月1日まで


「刀剣 三重の刀とその刀工」を見に行きました



刀というものを間近で見てみたかったのです


全く詳しくないけど、桑名の「村正」は知っています


有名ですから^_^;


南北朝時代の終わりから室町時代にかけ、各地で刀工が活躍したとのことです



観覧料は前売り 800円 当日 1000円


JAFに入っているなら、カード提示で当日券から100円割引して貰えます


当然、そうして貰いました^_^;



私が行った時間帯、女性客が多く見られました


ある女性は…


ひとつひとつの刀を見る時間をじっくりかけ、見る角度をあちこち変え、観察してました


刀を見るよりもその人を見てる方が面白かったかも^_^;


気がついたこと


私は刀にそれほどの興味がなく、敵討ちのエピソードの方に食いつきました


敵討ちとは?


主君、肉親、友人などの仇を打つこと


敵討ちするには、幕府に申し出をして、受理されたら、決行してもいいと言うルール


しかし、今のように情報がない時代


敵を探すことに疲れ、金もかかるので、たいがいの人は途中で断念します


成功率はわずか1%


有名なのが、「赤穂浪士の敵討ち」「曽我兄弟の敵討ち」「伊賀越えの敵討ち」


その中で一番驚いたのが「伊賀越え」


自分の夫を殺された妊婦が敵討ちを決行


伊賀あたりまでたどり着いた時、産気づいて、母親は女の子を産んで、死んでしまいます


伊賀ですくすく成長した娘は、自分の母親が夫の敵討ちをするため、ここまで来たというのを知り、娘が母親の敵討ちを果たしたというエピソード


え〜〜〜!!!と心の中で叫びました


凄すぎる!!!


今では絶対出来ないことが江戸時代には出来たのも凄いことです




刀にまつわる言葉


例えば、しっくりいかないことを「そりが合わない」


現在でも使う言葉がたくさんあるのが興味深いです



今の刀工は、鉄の高騰で作り手が減少している


どこの世界も同じようなことが起きているのが現状です